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どうも、りょうたです。
今日は新たに検討されているパチンコ規制のことについて記事作成をしたいと思います。
\\記事を読む前に清き1PUSHを!//
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ギャンブル依存症対策として出玉規制が入る?
さて、まずはこちらの記事をご覧下さい。
パチンコを主管する警察庁が、パチンコのギャンブル性低減に向けて具体的な動きを見せている。業界誌等の情報によれば、警察庁は、パチンコ遊技機の仕様を規定している「遊技機規則」の改正案を業界に示したとされている。
(中略)
パチンコ遊技機の出玉性能は、現行の3分の2程度に
警察庁が示している規則改正案を見てみると、まずは1回の大当たりで獲得できる出玉の上限を、現行の2400個から1500個程度に引き下げる。1玉4円で金額換算するならば、1回の大当たりで9600円程度の出玉を獲得できたのが、6000円程度にまで下がるということだ。
これは、パチンコ依存とされる人たちの約7割が、月に5万円以上負けており、その人たちの遊技時間が大体4時間程度ということを鑑み、4時間遊技しても5万円以上は勝てないという仕様に変える。要は負け額を取り戻そうとするから、よりパチンコに嵌る訳であって、取り返せないと分かっていれば無駄にお金を使わないだろうという発想である。
(後略)
引用元:ハーバー・ビジネス・オンライン「警察庁がパチンコ改正案を検討。出玉と景品の上限を引き下げる見通し」
というワケで、ご覧のようにパチンコの出玉に関してまたしても規制をかけることを検討しているようです。
記事本文の後半部分にはスロットに関する情報も記載されていましたので、興味のある方はぜひご覧ください。
内容としては当ブログで扱ったことのあるものだったため、今回は省略させていただきました。
さて、この記事をご覧になった第一印象はいかがでしょうか?
1番多い感想は「また出玉規制で、吸い込みに関する規制は無しか」というものではないでしょうか。
僕も最初はそう思いました、スロットもパチンコももうこれ以上どこを規制するのかというくらい出玉関連の締め付けはキツくなっていますからね(^^;)
それでいて吸い込みには特に何も明言されていないワケですから、「また客が不利になるようにばかり仕向けている!」と感じるのも無理はないと思います。
ですが、よくよく考えてみるとある事に気がつきました。
パチンコ依存症対策としては、確かに有効であるということです。
ギャンブル依存症対策としてはむしろ逆効果な気もしますが、それは後ほど。
吸い込み、つまり「負け額」に規制をかけるのは、打ち手からすれば嬉しい出来事になります(一般的な考え方では)。
ですが、ご存知のように今はカジノ法案の成立を目指して政府が躍起になって依存症対策を推し進めている段階。
そんなご時世にパチンコ業界で遊技客に有利な規制を作るということは、どう考えても無理があるでしょう。
なのでそんなお上の意向に従う形で、警察も管轄するパチンコ業界には厳しく当たっていくしかない・・・ということですね。
その結果お客さんがいなくなりパチンコ業界がどんなに傾いていこうが後は知らないという事でしょう(^^)
今までご自分たちが許可を出してきた「遊技」の機械をこぞって「ギャンブル」として暗に認めているわけです。
そして、今までギャンブルに関与して利益を得ていたことに関しては一切知らん顔・・・という、肥溜めよりも醜いその性根も流石といったところですね。笑
誰が言ったか、「パチンコップ」とは実に良く出来た揶揄だと思います。
基本的に自分の利益以外は考えないのは、メーカーもホールも打ち手も、そしてそれを管轄する警察も一緒ということでしょう(・ω・)
とまぁ、今更警察がどうのこうのというのは言っても仕方ありません(゜Д゜)
記事によると、この案が可決されるとパチンコの出玉は従来の2/3ほどまで落ちてしまいます。
これはいつもパチンコを打たない僕からしてもその影響の大きさが計りしれますね。
要はバジ絆の6がバジ3の6くらいに化けるということでしょうから・・・違うかな?笑
とにかく、これは確実にパチンコ依存症の人にとっても効くでしょう。
「当たれば何とかなる」という発想が「当たっても勝てない」になれば、少なからず辞める人も出てくるハズです。
・・・が。
先ほども言いましたように、これはパチンコに関してだけ言えば多少の効果がある規制かもしれません。
ですが、ギャンブル依存症対策という広い意味で考えると効果が薄い気がします。
以下、少しそのことについて個人的に考えてみたいと思います。
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出玉規制でギャンブル依存症は止められるのか。
さて、ではここからは僕個人の考えを書かせていただきます。
まず、今回の規制案の柱である「出玉規制でギャンブル依存症の人はパチンコを辞められるのか」という点についてです。
これはノーでしょう。
パチンコは早い話、長期的なスパンで見れば勝ち負けはあらかじめ決まっている遊びです。
短期的な勝敗のぶれはあるものの、基本的に勝っている人は勝ち続けますし負けている人は負け続けます。
それがいわゆるパチプロという人たちが存在する証拠ですね。
回る台を打つという、たったそれだけのシンプルな理由ですがそれを実践できるか否かで勝ち負けは決まってしまいます。
で、今回入るかもしれない規制の目的は何度も言うように「ギャンブル依存症の対策」です。
「勝てないと思わされば無駄にお金を遣うこともないだろう」と記事中にはありますが・・・
既に現時点で、依存症と呼ばれる人たちは勝てない勝負を延々続けてしまっているんです。
つまり、「勝てない=辞める」なんてことはありません。
勝てない事が理由で辞めるのは現時点で勝っている人がメインでしょう。
あとは依存症とは言えない、普通にパチンコを楽しめている人たちも辞めていくんではないでしょうかね。
そしてもちろん、全遊技客の10%と言われる勝っている側の人間が辞めたところで、何の解決にもなりません。
ギャンブル依存症の根本的な問題である「使ってはいけないお金に手を出した」とか「ギャンブルをしていないと落ち着かない」といった本当に助けの必要な方々が辞めるには至らないというのがまず第一ですね。
つまり逆に言えば、勝っている人や上手く付き合っている人を依存症と見なすのならば、この規制は効果覿面ということになります。
まさか「本格的に搾り取れる人間からだけ搾り取れば良い」という発想に至っているのではないかと、本気で疑いたくなってしまいます。
仮にも警察案なのにこの残虐性よ(^^;)
もちろん、これはあくまで僕の感想なので悪しからず。笑
そして、次の問題。
よしんばパチンコに見切りをつけたところで「じゃあギャンブル依存症対策OK!」とはなりません。
パチンコが絶対に勝てない遊技となり、仮に全国のホールが閉店に追い込まれたところで、ギャンブル依存症ならば当然次の賭け事を求めてしまいます。
競馬、競艇をはじめ、日本にだってギャンブルはいくらでもありますからね・・・。
そこに流れ着いた人を救済できないようでは、ギャンブル依存症対策など名ばかりと言えるでしょう。
ましてやこれらのギャンブルは一瞬で大金を手にすることも、その反対も起こりえるものですからね。
パチンコ依存症だった人たちがひとときの夢を追うには、あまりにリスキーではないでしょうか。
そしてさらに、そこにとどめを刺すかの如く現れるのが・・・
カ ジ ノ。
そうか、それが狙いなのかも知れませんね・・・。
まずはパチンコを本当の意味で遊びと化し、刺激の少ないものへと変えていく。
当然、これまで打っていた人は物足りなくなり他のギャンブルを求め出す。
そこで待っているのは競馬、競艇、カジノなどパチンコの何倍ものお金が動く、ハードな賭け事ばかり。
某ゲームのように「その後、かれの姿を見たものはいなかった・・・。」というオチも現実的なものとなってしまいそうです(T-T)
勝ち負けは別として、パチンコ規制しない方がギャンブル依存症対策になるんじゃないかとさえ思えてしまいますね。笑
とまぁ、ここまで散々パチンコ規制だけについて書いてきましたが他のギャンブル業界でも各々で依存症対策はなされると思います。
特にカジノは日本人の入場を制限するという話が濃厚のようですので、パチンコ業界だけが規制に悩まされるということは無いと思います。
とにもかくにも、今後も規制やカジノ関連の話題には注目していきたいと思います。
あ、最後に1つ忘れていました。
冒頭の記事で「依存症と言われる人の7割が月に5万以上、その人たちの遊技時間は4時間ほど」とあります。
実態知らなすぎてワロタwww
と、個人的には思っております。
こんな人たちが規制考えてるんですから、そりゃ面白さなんて残せるワケないですわw
こんなレベルで依存症と言われてしまうのなら、僕が良く行くホールには依存症でない人はいないかもしれません。笑
「月」と「週」の間違いであることを願うばかりです(^^;)
でも逆に週だったら、月平均20万負けか・・・
そんなに負けられる人の懐事情に介入する必要なくないか?笑
そんなにお金持ちなら、自分の趣味くらい選ぶ権利あると思うんですがね(-_-;)
というワケで今日の記事は以上です。
それでは。
今回の記事が気に入っていただけましたらバナークリック頂けると幸いです(^^)
はよパチ業界滅んで欲しいわ。
来年が楽しみだな!
bさん、コメントありがとうございます。
来年・・・というと急すぎる気もしますが、やはりオリンピックまでには消えてもらいたいと思っているんでしょうね。
追い打ちをかけるような規制が次々と明らかになっている現状では、本当に来年で滅ぶ可能性も捨てきれませんがw